メドベージェフがドバイでムペチ・ペリカルドと16強入り

ダニール・メドベージェフはドーハでの棄権からうまく立ち直った。カタールでフェリックス・オジェ＝アリアシムとの準々決勝で食中毒のため棄権した後、ドバイで第1シードのメドベージェフは、ヤン＝レナード・ストルフと対戦した。

この二人はすでに何度も対戦しており、2週間前にマルセイユで対戦した際には、メドベージェフがストレートで勝利を収めている。

メドベージェフは、全豪オープンで2回戦敗退し、2年前のローマ・マスターズ1000以来のATPツアーでの初タイトルを目指している。彼は反撃に挑み、それをコート上で見せつけた。

サービスゲームではより安定しており（4本中4本のブレークポイントをセーブ、7本のエース）、元世界ナンバーワンは試合全体で10個のブレークポイントを手に入れた。

彼は一つを成功させ、それが第1セットでの勝利に十分だった。しかし、第2セットは最後まで不確定で、両者がタイブレークまで頑張った。

この僅差の中、メドベージェフは5ポイント対0のリードを奪った。ストルフのプライドをかけた反撃もあって6ポイント対4まで追いつかれたが、2021年の全米オープン優勝者のメドベージェフは最終的に4本目のマッチポイントで試合を締めくくった（6-4, 7-6）。

16強ではメドベージェフはジョバンニ・ムペチ・ペリカルドと対戦することになる。フランス人のムペチ・ペリカルドは今週月曜日にチャン・ジュシェンを破り（6-3, 7-6）、2回戦進出を決めている。

これは両者がメインツアーで初めて顔を合わせる対戦で、準々決勝進出を賭けた試合となる。