メドベージェフ、ハレ大会準決勝に進出
Le 20/06/2025 à 11h51
par Adrien Guyot

今シーズン2度目の芝生コート大会となるハレ大会で、ダニール・メドベージェフは調子を上げてきているようだ。ATPランキング11位のロシア人選手は、今週ハレで好調を維持している。
キャリア通算400勝をカンタン・アリー(6-2、7-5)戦で達成した29歳の選手は、1回戦でダニエル・アルトマイアー(6-3、6-3)も下し、ベスト4進出を目指していた。
そのためにはアレックス・ミケルセンを倒す必要があった。速いサーフェスで常に危険な存在であるアメリカ人選手は、前ラウンドでステファノス・チチパス(7-6、7-5)を破っており、この試合でメドベージェフにとって脅威となり得た。
しかし結局、メドベージェフが試合を支配した。第1セット終盤、2021年全米オープン優勝者は5-4とリードした最も良いタイミングでブレイクを決め、スコアをリードした。
第2セットでは、リターンで常に安定しているメドベージェフが7つのブレークポイントのうち1つを確実に決め(試合全体で11回のブレークチャンスを得た)、17本のウィナーショット(うち7エース)を記録し、相手にリターンでほとんどチャンスを与えなかった。
こうして予想通りの結果となり、メドベージェフは2セット(6-4、6-3)で勝利した。今週まだ1セットも失っていない彼は、マルセイユとインディアンウェルズに続き、今シーズン3度目の準決勝進出を決めた。
最初にベスト4入りを決めたメドベージェフは、フラビオ・コボリ対アレクサンダー・ズベレフの勝者と決勝進出をかけて対戦する。2022年にハレの芝生コートで準優勝したメドベージェフは、2023年ローマ大会以降タイトルから遠ざかっているが、2025年にようやくタイトル獲得を期待している。