リバキナ、武漢でノスコバを制す:準々決勝でサバレンカとの激突が待つ
Le 09/10/2025 à 10h39
par Adrien Guyot

WTA1000武漢大会のラウンド16開始時点で、優勝候補たちは順当に勝ち進んだ。アリーナ・サバレンカ、ジェシカ・ペグラ、ジャスミン・パオリーニは全員準々決勝進出を果たした。
この日のもう一つの注目カードは、エレナ・リバキナ対リンダ・ノスコバの試合。チェコ代表のノスコバはWTA1000北京大会で決勝に進出したばかりで自信に満ちていたが、1回戦でユリア・プティンツェワ(6-4, 4-6, 7-6)、続く試合で大坂なおみ(7-6, 6-3)に勝利するなど、体力を消耗していた。
今回はエレナ・リバキナとの対戦という壁が高すぎた。過去2度の対戦でノスコバはリバキナに一度も勝利したことがなく、20歳の選手はカザフスタン代表に対してセットを奪ったことすらない。この試合でもその傾向は変わらなかった。世界ランク9位のリバキナは、前ラウンドでジャクリーン・クリスティアン(6-4, 6-3)を退けた勢いそのままに試合を支配した。
26歳のリバキナはサービスゲームで一度もブレークポイントを許さず、1時間26分の末にストレートセット(6-3, 6-4)で順当に勝利し、準々決勝に進出した。しかし準決勝進出を懸けて、今度はアリーナ・サバレンカとの対戦が待ち受ける。
これは両選手の13度目の対戦となる。現在の対戦成績はサバレンカの7勝5敗だが、直近の対戦(WTA1000シンシナティ大会準々決勝)ではリバキナが6-1, 6-4で勝利している。