リースがWTAツアーでのストーカー行為を告発：「ホテルの住所や部屋番号を入手する者もいる」

世界ランク40位のエバ・リースが、トーナメント中のストーカーや試合後のSNS上のヘイトメッセージなど、プロテニス選手としての生活の危険性についてインタビューで語った。

リースはWTAツアーで着実に成長を続けている。今週世界ランク40位となった23歳のドイツ人選手はこのほどインタビューに応じ、WTAツアーのトーナメントで定期的に彼女を追い回すストーカーについて言及した。

エマ・ラドゥカヌやイガ・シフィオンテクも同様の問題に直面したが、今回で3人目の選手が公にこのような行為を告発することとなった。ウクライナ・キエフ出身の彼女は、敗戦後にSNSでギャンブラーから受け取る多数のメッセージについても言及した。

参考までに、昨年WTAが実施した調査によると、450人以上の選手が体系的に誹謗中傷を受けており、8,000件のコメントが「暴力的」と判断されており、これを免れる選手はほとんどいない。

「一部のストーカーはホテルの住所だけでなく部屋番号まで入手しています。これはあらゆる限界を超えています。SNS上のヘイトメッセージについては、長きにわたり十分に議論されてこなかった現象です。

公に発信しなければ、何も変わりません。16歳以降、敗戦の度に数百件のメッセージを受け取っています。残念ながらこれは日常の一部となっています」とリースはディ・ツァイト紙のインタビューで語った。