「自分自身に対するあらゆる期待を脇に置いた」大坂なおみ、カナダでの成功の鍵を明かす

圧倒的な強さを見せた大坂なおみは、モントリオールWTA1000の準決勝に進出した。準々決勝でエリーナ・スビトリナと対戦した日本人選手は、わずか1時間強でウクライナ選手を圧倒(6-2、6-2)。
勝利後の記者会見で、4度のグランドスラム優勝者は試合を振り返り、カナダでの決勝進出をかけて水曜日から木曜日にかけてクララ・タウソンと対戦する予定であることを明らかにした。
「私はとても幸せで、やる気に満ちています。興味深いことに、ウィンブルドンの後はとても落ち込んでいたので、自分を解放し、自分自身に対するあらゆる期待を脇に置きました。ただ自信を持ち続け、自分が良いコンディションにあると知っています。
私は一点も譲らず、常に戦いながら、コート内外で正しいことをしようとしたら何が起こるかを見ています。今日は体調が非常に良く感じました。エリーナ(スビトリナ)のように動き回る相手と対戦する際には、これが非常に重要です。
彼女が良い流れに乗っていることは知っていますが、ここ数週間や数ヶ月の選手の調子について、私は実際にはあまり気にしません。どの選手も対戦が難しく、正直言って今日は運が良かったです。
彼女とは何度か対戦経験があり、非常に複雑な試合になることは分かっていました。準決勝で対戦するタウソンも同様に非常に難しい試合になるでしょう。オークランドで対戦した時、彼女はとても興味深い選手だと思いました。
真実を言えば、試合に勝つとより幸せを感じますが、それはアスリートの現実です。とはいえ、今の私はより幸せだから勝てるのだとも思います。これは良い循環です。
想像しにくいかもしれませんが、今シーズンのこの時期、私は自分自身とより平和を感じています。自信を持って最高のパフォーマンスを発揮できる大会があると分かっています」と大坂はPunto de Breakに語った。