鄭、北京復帰戦で勝利「まだ70％だけどプレーできる」

満身創痍の状態ながら、鄭欽文は6月以来となる初戦を北京で勝利した。中国人選手は回復過程が非常に長いことを認めつつ、最高の状態はまだ訪れると約束する。

最後の試合から約3ヶ月ぶりに、鄭欽文はツアーで勝利の復帰を果たした。地元北京の観客の前で、エミリアナ・アランゴをストレートで破り（6-3, 6-2）、6月13日以来となる勝利を手にした。

世界ランク9位で2024年全豪オープン準優勝者の鄭は記者会見で、自身の感覚と右肘の状態について語った：

「当初、北京大会は計画に含まれていませんでした。コートで言った通り、まだ100％の状態ではありません。70〜80％くらいですが、プレーできる状態です。回復のプロセスはとても長いです」

「最初は順調に回復しました。ですが理由はわかりませんが、最後の20％がなかなか進みません。手術した部位に少し疲労を感じますが、これは正常なことです。想定内でした」

「でも良くなるはずです。チームととても良いリハビリを行ってきましたので、どこまでできるか見ていきましょう」

「［…］私のサービスは理想的な速度に達していません。平均時速175kmです。もう少し回復すれば、速度を上げられると思います。これが今取り組んでいる残り20％の部分だと思います」