ATPパリ大会：苦しみの中でズベレフがベスト8進出

決勝セットで1-3とリードされたアレクサンダー・ズベレフは、チャンピオンとしての底力を見せ、2時間34分に及ぶ息詰まるデュエルの末、カミロ・ウゴ・カラベリを逆転勝利で下した。

水曜日の午後、世界ランク3位でパリ・マスターズ1000の優勝経験者であるアレクサンダー・ズベレフは、敗退の危機を回避した。決勝セットで1-3とリードされたドイツのチャンピオンは、堅実なプレーを見せたカミロ・ウゴ・カラベリを逆転し、2時間34分の激闘の末、6-7(5)、6-1、7-5で勝利した。

この勝利により、ズベレフはパリ大会で6連勝、今シーズン通算52勝目を挙げた。しかし、すべてが順調だったわけではない。最初のセットをタイブレークで落とした後、ズベレフは立て直し、2セット目を圧倒的な強さで制した。

だが、3セット目では戦いがさらに激化した。非常に好調なアルゼンチン選手に対し、ドイツ人選手は自身のサーブとリターンの質に頼らざるを得なかった。次の対戦相手は、ダビドビッチ・フォキナまたはアルテュール・カゾーのいずれかとなる。