「この調子で続けてほしい」、ナブラチロワがワシントン勝利後のビーナス・ウィリアムズを称賛
不滅のビーナス・ウィリアムズ!45歳のアメリカ人チャンピオンは今も現役で、WTAツアーで1年以上試合から遠ざかった後、WTA500ワシントン大会の1回戦を勝利で飾った。
今シーズン早々にWTA1000ローマ大会で準決勝進出を果たした世界ランク35位のペイトン・スターンズと対戦。キャリアで7度のグランドスラムシングルス優勝を誇るウィリアムズは、同胞選手に対し(6-3, 6-4)の好成績で勝利を収めた。
この試合により、ビーナス・ウィリアムズは2004年ウィンブルドンでカタリナ・カスターニョ(6-0, 6-1)を破った47歳のマルチナ・ナブラチロワ以来、WTAツアーで勝利を収めた最年長選手となった。
ナブラチロワ自身、今週初めにワシントンで元世界ランク1位のウィリアムズがスターンズに勝利したことを受けてコメント。「信じられないとしか言いようがない。世界35位のトップ選手を破ったんだから。脱帽だよ。明らかに、ビーナス(ウィリアムズ)と私はどちらも優れた遺伝子を受け継いでいる。速筋線維が今も効力を発揮している」
「彼女はゲームを完璧に理解している。プレーの方法を知っていて、精神的にも準備ができている。この点で私たちには多くの共通点がある。集中力があり、決断力があり、決して『ノー』と言わない。これこそがビーナスがどれだけこのスポーツを愛しているかを示している」
「希望と忍耐、彼女は決して諦めない。自分の道を進め。進みたい道があり、それを愛しているなら、結果に関係なく得るものはあっても失うものは何もない」
「ビーナスはこのすべてを愛していると思うし、もちろんコートに立つこと自体もね。この調子で続けてほしい」とナブラチロワはWTA公式サイトで語った。
ワシントン大会でのビーナス・ウィリアムズの次なる試みは、木曜日深夜から金曜日にかけて行われるマグダレナ・フレッシュとの準々決勝。勝利すればエレナ・リバキナとの準決勝進出がかかる。