イスナー、ズベレフの復調を確信:「彼に対して悲観的ではない」
アレクサンダー・ズベレフは現在、苦しい時期を迎えている。ヤニック・シナーとの全豪オープン決勝進出後、世界ランク3位のドイツ人選手はグランドスラムでの新たな敗北を消化しきれていないようだ。
それ以来、ATPツアーでは準決勝にすら進んでおらず、インディアンウェルズやモンテカルロでは初戦で敗退するなど苦戦が続いている。
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「Nothing Major Podcast」に登場したジョン・イスナー(2018年マイアミ・マスターズ優勝の元プロ選手)は、ズベレフの不振期について言及したものの、中期的に見て特に懸念していない様子だった。
「彼にとってはリセットボタンを押す時期かもしれない。こんなに結果が出ない時、取れる選択肢は2つだ。練習量を増やすか、休むか。
私の意見では、彼の場合は少し距離を置くのも悪くないと思う。数日間ラケットをしまって頭を空っぽにするんだ。彼の実力は明らかにまだある。
この状況でコートに立って百万球打たないと感覚が戻らない、という類いのものではないはずだ。
おそらく今はプレッシャーがかなりかかっているだろう。特にローマでの優勝ポイントと全仏オープン準優勝のポイントを守らなければならないからね。シナーの休場で世界一になるチャンスもあったが、活かせなかった。
彼に関して私は悲観的ではない。モンテカルロでのベレッティーニ戦敗退後、少し休養を取ったようだ。これからどうなるか見守りたい」と語った。