オージェ=アリアシム、ブリュッセルで優勝しATPファイナル進出争いに再び火をつける
Le 19/10/2025 à 17h32
par Jules Hypolite

フェリックス・オージェ=アリアシムがブリュッセル大会でイジー・レヘツカを相手に息詰まる決勝戦(7-6、6-7、6-2)を制して優勝を果たした。カナダ人選手はキャリア8度目のタイトルを獲得し、ミロシュ・ラオニッチと並んでカナダテニス界のレジェンドとなると同時に、ATPファイナルへの道を大きく前進させた。
フェリックス・オージェ=アリアシムが2025年3度目の優勝を挙げた。年初から2ヶ月連続でタイトル(アデレード、モンペリエ)を獲得し爆発的なスタートを切ったものの、クレーと芝のシーズンでは不振に陥っていた。
しかしこの夏、特に全米オープンで準決勝進出を果たすなど、少しずつ調子を回復させてきた。トリノで行われるATPファイナル出場権獲得に向けて意欲を燃やす中、
オージェ=アリアシムはブリュッセル大会に「優勝してレースでロレンツォ・ムセッティに追いつく」という唯一の目標を掲じて臨んだ。
25歳の選手は第3シードのイジー・レヘツカとの決勝で苦戦しながらも勝利。第2セットのタイブレークで2つのマッチポイントを逃したものの、2時間34分の死闘を制して7-6、6-7、6-2で勝利した。
これがキャリア8度目のタイトルとなり、ミロシュ・ラオニッチと並んでオープン化時代で最も多くのタイトルを獲得したカナダ人選手となった。ランキング的には、オージェ=アリアシムはレースで250ポイントを獲得し、8位のムセッティまであと340ポイントに迫った。
次戦はバーゼル大会で、1回戦で同国人のガブリエル・ディアロと対戦する予定だ。この好調さを持続できるかが注目される。