コボリ、芝デビューで大接戦を制す
Le 17/06/2025 à 13h52
par Arthur Millot

コボリはハレ大会1回戦でフォンセカと対戦した。両選手の対戦は今回が初めてだった。
最初のセットはブラジル人選手が優勢に進めた。ファーストサーブ後の得点率83%、5エースを記録するなどサーブで存在感を示し、リターンゲームでも安定感を見せた。一方、対戦相手のコボリは精彩を欠いていた。フォンセカは5つのブレークチャンスのうち1つを成功させ、第1セットを7-5で奪取した。
両者の激闘はここで終わらず、第2セットはタイブレークまでもつれ込んだ。イタリア人選手はレベルを上げ(16ウィナー、4エース)、フォンセカのサーブ効率低下(21の直接ミス)をうまく突いた。ブラジル人選手はタイブレーク4-3でスリップして危険な場面を作ったが、コボリが7-3でセットを奪い試合は最終セットへ。
決着は第3セットの狂乱のタイブレークまで持ち越された。コボリはマッチポイントを1つ救い、10-8のスコアでこの大接戦を制するとともに、今シーズン初の芝コート勝利を手にした(5-7, 7-6, 7-6)。
準々決勝ではアンベール対シャポバロフ戦の勝者と対戦する。