トロントでティアフォエ、チェアアンパイアとの新たなトラブルで注目を集める
Le 31/07/2025 à 21h55
par Jules Hypolite

フランセス・ティアフォエは、トロント大会の2回戦で渡辺裕介を3セット(6-1, 7-5, 7-6)の接戦で辛くも下した。
しかし、このギリギリの勝利以上に、世界ランク12位の選手はチェアアンパイアのファーガス・マーフィーと幾度も緊迫したやり取りを繰り広げたことが話題となった。
事の発端は第2セット4-3の時。ティアフォエが「自分を奮い立たせるため」と称して同じ暴言を繰り返した。この行為はチェアアンパイアの目に留まり、不正行為による警告を受けることとなった。
数ゲーム後の5-5の場面で、ティアフォエは皮肉たっぷりにマーフィーに直接こう言い放った:「お前は本当に素晴らしい仕事してるよ。マジで。お前がここにいて最高だ。完璧だぜ、その調子で頑張れよ」
決勝セットでも緊張は解けず、ティアフォエは手を差し出したチェアアンパイアとの握手を拒否。その後コート上で2人が言い合いになり、ティアフォエは自身の行為に対してゲームペナルティを科さなかったことをマーフィーに「感謝」する場面もあった。
参考までに、昨年の全米オープン準決勝進出者は、去年上海でこの同じチェアアンパイアと特に激しい衝突を起こしていた。ロマン・サフィウリン戦の敗戦時に暴言を吐き、ATPから6万ドルの罰金を2回科された経緯がある。