ナダル：「僕は今、キャリアの中で違う段階にいる。すべての瞬間を最大限に生かそうとしているんだ。

ラファエル・ナダルは、今週火曜日、バルセロナで復帰戦を迎えます。彼は、1回戦（午後4時まで）で、ピスタ・ラファ・ナダルでフラビオ・コボリと対戦します。スペイン人にとって待望の復帰で、記者会見で彼は、この瞬間を最大限に生かすつもりだと説明している。元世界No.1は、これが最後のチャンスであることを十分に理解している。

ラファエル・ナダル：「2022年の全仏オープンで優勝した後、（左足の舟状骨の壊死）痛みなく、またいつクレーコートでプレーできるかわからなかった。多くの問題や困難を抱えながらトーナメントを戦ってきた（痛みに対処するため、毎試合前に足に麻酔注射を打っていた）。でも、それも人生の一部。またクレーでプレーできるようになるまで、どれくらいかかるかわからなかった。

ただ、自分のタイトル（ローラン・ギャロスでの14度目の優勝）を楽しんで、次の大会に備えようとしたんだ。それが僕の人生だ。一日一日、何が起こっているのかを考える。状況に適応しようとする。そして、どんな状況であれ、より良い選手になるために改善できるように努める。それが僕の人生でずっとやってきたことだし、うまくいっている。

今、私は自分のテニスキャリアについて違った見方をしている。ダイナミックさが違うんだ。そして、すべての瞬間を楽しもうとしているんだ。この2年間、ATPツアーで多くの日を過ごすことができなかった。だから、みんなと、しかもプロのレベルでプレーできる毎日を楽しもうとしているんだ......。僕にとって、とても意味のあることなんだ」。