ニール・フレーザー、オーストラリアのテニス伝説、91歳で死去

オーストラリアのテニス界は、その伝説の一人であるニール・フレーザーの死を悼んでいる。1954年から1977年までプロとして活躍し、1959年と1960年にはアマチュア世界ランキング1位となった。

フレーザーはシングルスで3つのグランドスラムを制し、その中にはロッド・レーバーとの記憶に残る決勝戦でのウィンブルドン優勝も含まれる。

また、ダブルスで11タイトル、混合ダブルスで5タイトルを獲得している。彼は1959年から1962年にかけて、デビスカップを4回連続で制覇した。

フレーザーは1970年から1993年までの23年間この大会のキャプテンを務め、キャプテンとして4度優勝し、75試合中55勝を挙げた。

彼はしばしば「国を代表すること以上に素晴らしいことは想像できない。」と語っていた。