メドベージェフ、モンテカルロでカチャノフとの激闘を制す

ダニール・メドベージェフは、カレン・カチャノフとの3セットに及ぶ激闘（7-5, 4-6, 6-4）を2時間51分かけて制し、苦しみながらもモンテカルロ・マスターズ2回戦への切符を手にした。

世界ランク11位のメドベージェフは、よく知る相手に対し自ら試合を難しくしてしまった。開始から5-1とリードする理想的なスタートを切ったものの、5-4で3つのセットポイントを逃した後、カチャノフに追いつかれる展開に。

しかし1時間を経た6-5の局面で、4度目のセットポイントを決め、先制することに成功した。

第2セットで敗退まであと2ゲーム（7-5, 4-1）と迫られたカチャノフは医療タイムを要求。この中断が明らかに功を奏し、5ゲーム後にメドベージェフのサービスゲームの不安定さにつけ込み、セットカウントを1-1のタイに戻した。

最終セットでは試合の激しさがさらに増し、この試合通算17回目（セット連続5回目）のブレークの末、痙攣に苦しみながらもメドベージェフが勝利を収めた。

メドベージェフは明日の休養日を経て、2回戦でアレクサンドル・ミュラーと対戦する。