「人生で最高の日」、デビスカップでベルグス撃破のコボリが歓喜
タイトルを2度連続で守るイタリアは、今週日曜に行われるデビスカップでスペインまたはドイツ相手に3連覇を目指す。今週金曜、アズーリ軍団は準決勝でベルギーを破った。マッテオ・ベレッティーニがラファエル・コリニョンを2セットで圧倒する見事な堅実さを見せた一方、フラビオ・コボリは3時間以上に及ぶ死闘の末、ジズー・ベルグスを振り切った（6-3, 6-7, 7-6）。7つのマッチポイントを凌いだ23歳の選手は、最後の最後で劇的な勝利を掴んだ。
「勝ちたいから勝ったんだ。3時間以上、自分を信じ続けた。僕たちには素晴らしいチームがある。マッテオ（ベレッティーニ）は特別な存在だ。彼は兄弟のようなもの。小さい頃、彼は僕の父と一緒に働いていた。僕は彼の試合を見てテニスを始めた。彼は僕にとって非常に重要で、今日の試合でもたくさんのものをくれた。
今日は人生で最高の日だ。何度も試合を振り返るつもりだ、信じられないような試合だった。チームを誇りに思う。ユニフォームは記念に取っておく。父（ステファノ、コーチ）の反応は当然だと思う。僕は彼の息子だ。勝っても負けても、二人で乗り越えてきた。今日は二人で勝ったんだ：これが僕たちの最大の強さだ。
負ける可能性は意識していたが、自分が最も得意とすることをやろうとした。つまり、勇気を持ち、あまり考えすぎないことだ。自分のテニスをプレイしようとした。懸命に戦ってこの勝利を勝ち取ったと思う。観客に助けを求めたのは、ホームで戦っているし、彼らが力になってくれるからだ。もう少しエネルギーが必要だと感じていた。3時間も集中力を保つのは簡単ではないから、観客には感謝しなければならない。これは重要な大会で、僕たちは全員で戦っている。
ジズー（ベルグス）のところに行ったのは、自分を彼に重ねたからだ。僕が彼の立場でもおかしくなかったし、慰めようとした。もし僕が負けていたら、同じようにしてほしかった。僕たちは同じ目標のために、国全体の名誉をかけて戦っている。彼を支えられて良かった。デビスカップでこうした試合を既に経験していたことが大きく役立った。自分の能力にさらに自信が持てるし、素晴らしいシーズンを送っている。調子は良く、コートでリラックスしている。プレイして戦うことに飢えている」とコボリはテニスワールドイタリアに語った。
