「何も言わなかったら罪悪感を感じていただろう」アルカラズ、シェルトン戦でポイントを譲った経緯を語る
le 02/06/2025 à 00h22
カルロス・アルカラズは日曜日、ベン・シェルトンを破り全仏オープンの準々決勝に進出した。
試合中、世界ランク2位の王者は見事なフェアプレー精神を見せた。第2セット最初のゲームで30-30の場面、ラケットを投げながら決勝ボレーを成功させた。しかしこのスペクタクルなショットには問題があった――ボールがラケットに接触した瞬間、すでにラケットは手から離れていたのだ。
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主審とシェルトンはこの細部に気づかなかったが、アルカラズは自らこのポイントを相手に譲ることを選択。記者会見でこの判断について説明した:
「黙っていても良かったけど、何も言わずにいたら後ろめたい気持ちになっていただろう。自分が反則ショットを打ったと分かっていた。自分自身にも、ベンにも、みんなに対しても正直であるべきだと思った。スポーツとはそうあるべきだ。相手にも自分自身にも公正でなければならない」
「あのショットはルール違反で、ポイントが自分に与えられるべきではなかったと理解していた」
「第1セットでもベンに関連する出来事があった。彼のサーブがネットに触れたのに主審が気づかなかった時、彼は『やり直したいなら構わないよ』と言ってくれた。これはお互いへのリスペクトの問題なんだ」
全仏オープン