25歳で60回目の準々決勝進出:フェリックス・オジェ=アリアシム、上海でムセッティを退ける
Le 08/10/2025 à 12h28
par Arthur Millot

カナダ人選手がハイレベルなパフォーマンスを連続披露。上海において、フェリックス・オジェ=アリアシムは世界ランク9位のロレンツォ・ムセッティに圧勝(6-4, 6-2)、自身キャリア11度目となるマスターズ1000シリーズの準々決勝進出を果たした。ここに象徴的な節目を突破:ATPツアーにおける通算60回目の準々決勝進出を達成。
一時はレーダーから消えていたが、フェリックス・オジェ=アリアシムは確実に復活を遂げている。さらに特筆すべきは、トップ10選手に対してこれほどまでに堅実なプレーを見せたことはかつてなかった点だ。
上海のセンターコートでは、冷静かつ計画的で力強い「FAA」がムセッティを圧倒。1時間24分の試合でカナダ人選手は対戦相手を完全に支配した。強烈なサービス、ラリーにおける積極性(23本のウィナー)、そして印象的なレジリエンスを発揮。
この勝利により、フェリックス・オジェ=アリアシムはATPツアーで60回以上準々決勝に進出した30歳未満選手の限定クラブに名を連ねた。該当するのはわずか8選手で、アレクサンダー・ズベレフ(105回)、ダニイル・メドベージェフ(85回)、ステファノス・チチパス(83回)らが名を連ねる。
さらに今シーズンのATPトップ10選手対戦成績が5勝4敗と、プラス比率を維持する選手グループにフェリックスは分類されている。同グループにはカルロス・アルカラス(13勝3敗)、ヤニック・シナー(9勝4敗)、リーナー・ティエン(5勝3敗)、アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(5勝4敗)が名を連ねる。
準々決勝では、オジェ=アリアシムは3回戦でズベレフを番狂わせで破ったフランスのアーサー・リンダークネッシュと対戦する。