「これまでは常に疲労困憊まで働いてきたが、もうそのようなことは続けないと理解した」とコスチュクが語る
© AFP
世界ランクトップ30入りのウクライナ人選手マルタ・コスチュクは、現役引退までコートで楽しみを感じたいという意志を表明した。
世界ランク28位のコスチュクは今シーズンの出場を終了。先週武漢のWTA1000でカロリーナ・ムホバに初戦敗退した後、今季ドーハ、マドリード、モントリオールの各WTA1000でベスト8進出を果たしたウクライナ人選手は、来シーズンに向けて充電するため休息を選択した。
Sponsored
メディア「トリブナ」とのインタビューで、23歳の選手は、今季は精彩を欠いたもののトップ30を維持したシーズンを経て、テニスに対する新たな見解を語った。
「正直に言うと、キャリア開始以来、シーズン終了時点でこれほど身体的に清新さを感じたことはありません。これまでは常に疲労困憊まで働いてきました。しかし現在では、もうそのようなことは続けないと理解しました。
私たち(テニス選手)のキャリアは比較的短いのですから、苦しみながら全てが終わるのを待つのではなく、喜びを持って、楽しい時間を過ごしながら生きる必要があります。現在の自分のプレースタイル、精神状態、そして仕事への楽しみを愛しています」とコスチュクはここ数時間でこう確信を述べた。
コーチを替えるか、自分を再発明するか──オフシーズンは“選択の時間”
ラファ・ナダル・アカデミー:未来のテニススターのための専門性とプロフェッショナリズムのモデル
デビスカップ:改革、批判、そしてナショナルカルチャーの狭間で
テニススターが選ぶ新たなステージ:歌手ノアから代議士サフィンまで、もう一つの勝負どころ「セカンドキャリア」