アルカラズ、ウォルトンを下しクイーンズ2回戦へ
Le 17/06/2025 à 16h28
par Adrien Guyot

ジャニック・シナーとの劇的な決勝を制し全仏オープンを制覇したカルロス・アルカラズは、今週火曜日、例年通りクイーンズ・クラブ選手権で芝シーズンの幕を開けた。
2023年同大会優勝者のスペイン人選手は、昨年ジャック・ドレイパーに早々と敗れる失望を味わっていた。世界ランク2位のアルカラズは当初アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナと対戦予定だったが、相手が直前で棄権。代わりに予選最終戦でアレクサンダル・ブキッチに敗れたラッキールーザーのオーストラリア人アダム・ウォルトンが対戦相手となった。
サービスゲームではほぼ脅威を受けなかったものの、アルカラズは第2セットで苦戦を強いられ、1時間42分の末にタイブレークで決着(6-4、7-6)し2セット勝ちで勝利を収めた。
5度のグランドスラム優勝者は第1セット3-3の12分に及ぶ激しいゲーム末に相手のサービスを破るなど、ウォルトンに手ごたえのある戦いをさせた。
ウィンブルドン連覇を目指すアルカラズは芝シーズンに申し分ないスタートを切り、クイーンズ・クラブ選手権のベスト16入りを果たした。準々決勝進出を懸け、ハウメ・ムナールとジョーダン・トンプソンの勝者と対戦する。