「キャリアと家庭生活を両立させる良い方法ではない」、ベンジッチがWTAを批判
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今年の全仏オープンを欠場するなど腕の負傷に悩まされていたベリンダ・ベンジッチは、2024年4月に娘を出産して以来、非常に説得力のある復帰を果たしている。
しかし彼女はWTAとその運営体制を批判した。母となってからよりリラックスしてプレーしているものの、子育て中の選手への配慮が全くないと感じているからだ。
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彼女はこう語る:「母親になって復帰してから、テニスを以前よりも愛せるようになった気がします。もっとリラックスしてプレーできます。WTAは現役中に出産するための条件を改善しましたが、まだやるべきことはあります。
問題はスケジュールが狂っていることです。11月にシーズンを終えて12月中旬にオーストラリアに行くことや、これほど多くの必須トーナメントに出場することは不可能です。出場しないと罰金やランキング降格の対象になります。
これはキャリアと家庭生活を両立させる良い方法ではありません」
ベンジッチは月曜日、ウィンブルドン準々決勝進出をかけてエカテリーナ・アレクサンドロワと対戦する。
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