サスペンスの末、ブランシェがメンシクを破り全米オープン3回戦進出を決める

26歳のユーゴ・ブランシェが、全米オープン男子シングルスにおける最大のサプライズの一つとなった。世界ランク184位で予選を勝ち上がったこのフランス人選手は、5セット目スーパータイブレーク（6-7, 7-6, 3-6, 6-4, 7-6）でヤクブ・メンシクを破り、キャリア最大の勝利を収めた。

トップ20選手との初対戦において、ブランシェはベースラインで互角に渡り合っただけでなく、華麗なネットプレーも披露し、41回のボレー攻撃のうち34ポイントを獲得。試合終了は13本目のエースでマッチポイントを決める形となった。

メンシクは確かにサービスで威力を発揮（29エース）したものの、最後の2セットではリターンが精彩を欠き、勝利を逃す結果となった。

グランドスラム本戦初出場のブランシェは、3回戦で世界22位のトマーシュ・マチャーチと対戦。ランキングも40位以上躍進し、仮順位で143位となる見込みだ。