シュトゥットガルトで優勝したオスタペンコ、マドリードで早くも敗退
ジェレナ・オスタペンコにとって、日々は続くが同じ日は二度とない。
好調時の破壊力で知られるラトビア代表は、先月29日にシュトゥットガルト大会で世界2位のイガ・シフィオンテクと世界1位のアリーナ・サバレンカを立て続けに破り、高レベルなテニスを見せて優勝を飾ったばかりだった。
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しかし今月2日、マドリード大会に出場したオスタペンコは同胞のアナスタシア・セバストワに敗れ、早くも姿を消した。1年間の休養から復帰したセバストワはプロテクトランキングを活用して本戦出場を果たしていた。
セバストワは1回戦でアナスタシア・パブリュチェンコワ(6-4、7-5)を下すと、この日も世界18位のオスタペンコを7-6、6-2のストレートで1時間半の試合の末に退けた。
オスタペンコはシュトゥットガルトで見せたプレーからは程遠く、サービスゲームを3つしか奪えず、第2セットで2-0から2-6と最後の6ゲームを連続で失うなど精彩を欠いた。
2018年全米オープン準決勝進出経験のあるセバストワは、ダイアナ・シュナイダーとベスト16進出をかけて対戦する。
マドリード
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