スワテク、シンシナティ決勝で勝利

ウィンブルドン優勝に続き、スワテクは今シーズン新たなトロフィーを手に入れた。WTA1000シンシナティ大会の決勝でパオリーニを破り（7-5、6-4）、優勝を飾った。

第1セット早々に3ゲームをリードされる苦しいスタートだったが、ポーランドのスワテクは冷静さを保ち、その日の対戦相手を打ち負かした。堅実なリターンとブレークポイントでの完璧なプレーで、この大会を1セットも落とさずに制覇。一方のイタリア人選手パオリーニは健闘を見せたものの、世界ランク3位の選手のクオリティに圧倒された。

WTA1000タイトル11個を獲得したスワテクは、現役選手中最も多くのWTA1000タイトルを保持する選手となった。さらに2009年以降ではセレナ・ウィリアムズに次いで2番目に多くのWTA1000優勝を達成した選手でもある。

この結果により、スワテクは世界ランク2位に返り咲き、2022年に優勝経験がある全米オープンでは第2シードとして出場する。