ズベレフ、フィルズ戦敗戦後に落胆:「勝てる立場なのに負けすぎている」
Le 27/03/2025 à 07h24
par Adrien Guyot

アレクサンダー・ズベレフの迷走が続いている。1月末の全豪オープン準決勝でノバク・ジョコビッチを破って以来、世界ランク2位の彼は12試合中わずか6勝しか挙げておらず、この期間中に一度も準決勝に進出できていない。
南米ツアーではブエノスアイレスとリオデジャネイロで準々決勝敗退、その後アカプルコとインディアンウェルズでは2回戦で敗退し、それぞれメキシコではリアナー・ティエンに、カリフォルニアではタロン・グリークスポアに敗れた。
マイアミ・マスターズ1000の4回戦でアルテュール・フィルズと対戦した際、フロリダ大会の第1シードだったズベレフは第3セットでブレークリードを握り3-1とリードしていたが、数分後には逆転負けを喫した(3-6, 6-3, 6-4)。
記者会見でズベレフはここ数週間の試合を振り返り、早期改善を望む苦い現状認識を語った。
「ここ数週間よりは良いプレーができたと思うが、今日は第3セットでブレークリードを握っていた。この試合に負ける理由はなかった」
「ある時点で4ゲーム連続で失うことになった。インディアンウェルズではマッチポイントを握っていたし、リオでは第3セットで4-1とリードしていた(コメサーニャ戦)。ブエノスアイレスではセットとブレークリードを握っていた(セルンドロ戦)。勝てる立場なのに負けすぎている。これを変える必要がある」
「アルテュール(フィルズ)は非常にパワフルな選手で、コートのどこからでもボールを加速させられる。だが今の私はまず自分自身に集中する必要がある」と、敗戦直後に記者団に向けてコメントした。