ツィチパス、ミュラーを下しローマ3回戦でアルチュール・フィルと対戦へ
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ツィチパスはローマ大会初戦でミュラーを6-2、7-6のスコアで下した。
一方通行の第1セットを終えると、ミュラーは試合に復帰するために奮闘し、タイブレークに持ち込んだ。決勝ゲームで2-2となった時点で、ツィチパスは非常に高いレベルを発揮してフランス人選手を突き放した。不運にもミュラーは、ギリシャ人選手が4-2とリードしている場面でボールが不規則なバウンドに見舞われるアクシデントもあった。
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ツィチパスは見事なフォアハンドのパッシングショットで試合を締めくくった(タイブレーク7-3)。この26歳の選手は攻撃的なプレーで29本のウィナーを記録し、対する相手は9本だった。試合時間は1時間30分。両選手の対戦は2024年上海大会以来2度目で、この時もギリシャ人選手が勝利(6-3、7-5)を収めていた。
ドバイ大会優勝者のツィチパスはアルチュール・フィルとベスト16進出をかけて対戦。バルセロナ大会準々決勝でのリタイア以来となるフランス人選手へのリベンジを狙う。
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