ツベレフ、ウィーンとパリで再起を図る：「全てがうまくいくと確信している」

背中の痛みに依然として悩まされながら、アレクサンダー・ツベレフはプレーを続けるために複数の注射を余儀なくされている。世界ランク3位の彼は、再起を決意し、ウィーンとパリでの勝利による復帰を目指している。

アレクサンダー・ツベレフのシーズンは全豪オープンでの決勝進出という完璧なスタートを切ったが、その後重要な大会で早期敗退が続き悪夢のような展開に変わった。

現在も世界ランク3位を維持するこのドイツ人選手は、カルロス・アルカラスやヤニック・シナーのレベルに追いつくことができていない。

ドイツ紙ビルトのインタビューで明かしたように、多くの身体的な問題がその原因だ。数週間にわたって背中を痛めているツベレフは最近、痛みを和らげる治療を開始した：

「注射は効果的で、ちょうど2回目を受けました。多くの問題を抱えていました。上海マスターズ1000の後、注射を受けるためだけにハンブルク行きの飛行機に乗りました。残念ながら、ある部分が改善すると、別の部分が突然悪化するのです。

今回は、全てがうまくいくこと、良いコンディションに戻り、良いテニスができると確信しています。サウジアラビアで十分にトレーニングを積みました。これからは、昨年優勝したウィーンとパリのような、私が大好きな室内トーナメントに参加します。そこで良い結果を出せると思います」

ツベレフは明日、ウィーン1回戦でジェイコブ・ファーンリーと対戦する。今シーズン4度目の対戦となり、ドイツ人選手が過去3回すべてを勝利している。