「ビザ申請が理由なく却下された」ナガル、全豪オープン予選参加に向けてSOSを発信
世界ランク275位のスミット・ナガルは、優勝すれば全豪オープン出場権獲得が可能となる中国でのトーナメント参加を控えていた。しかし現在、重大な行政上の問題により同国への渡航が阻まれている。
過去に世界64位まで登り詰めた28歳のナガルは、現在ATPランキング275位。ランキング回復のためにチャレンジャーサーキットでの戦いを余儀なくされているインド人選手は、11月24日から中国南西部の四川省で開催される全豪オープン予選トーナメントへの出場が予定されていた。
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しかし現時点では渡航が不可能であり、1週間続くこの大会への参加が危ぶまれている。本人はソーシャルメディアで経緯を説明した。
「私はスミット・ナガル、ATPテニスランキングのインド人最高位選手です。全豪オープン予選トーナメントにインド代表として参加するため、まもなく中国へ向かう予定でした。しかし私のビザ申請は理由なく却下されました。
緊急のご支援を心よりお願い申し上げます」と、同選手はX(旧Twitter)で中国大使館とその広報官に宛てて投稿。過去数時間で330人以上がこのコメントに返信し、支援の手を差し伸べようとしている。
Dernière modification le 13/11/2025 à 09h20
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