フォンセカの連勝ストップ：ロレックス・パリ・マスターズでカチャノフがブラジル人選手を下す

若きブラジル人選手と経験豊富なロシア人選手の対決は期待通りの展開となった。フォンセカはその才能と闘志を見せたが、カチャノフは決定的な場面で力を発揮し、対戦相手の連勝記録に終止符を打った。

ジョアン・フォンセカの連勝がここで止まった。先日曜日にATP500シリーズ・バーゼル大会で優勝し、昨日のパリ大会1回戦でもデニス・シャポバロフを破ったブラジル人選手は、今夜ナンテールのセンターコートでカレン・カチャノフに挑んだ。

パワーヒッター同士の激戦は、ロシア人選手の3セット（6-1, 3-6, 6-3）での勝利に終わった。2018年大会優勝者のカチャノフは、フォンセカの出だしの悪さ（第1セットで13の直接ミス）を利用して試合の主導権を握り、第2セット開始早々に3つのブレークチャンスまで掴んだ。

フォンセカは粘り強さで危機を脱し、少しずつ調子を戻して17本のウィナーを決め、試合を第3セットに持ち込んだ。しかし、このブラジル人天才選手は大事な場面で崩れ、カチャノフにパリ大会のベスト16進出を許す結果となった。

昨年ベスト4にも進出したロシア人選手は、パリの大会環境が自身のプレーに合っていることを証明し続けている。次戦では、ガブリエル・ディアロとの接戦（7-6, 4-6, 6-3）を制したアレックス・デミナールと対戦する。