フレッシュが武漢でのプレー環境を批判：「これはもはやテニスの試合ではなく、単なる生存をかけた闘いだ」

武漢トーナメント3回戦で敗退したマグダレナ・フレッシュは、過酷な条件下で連日プレーを強いられたことに不満を表明した。

世界ランク53位のフレッシュは、WTA1000武漢大会の3回戦で敗退した。ベロニカ・クデルメトワとカロリナ・ムホバに勝利したポーランド人選手は、続くラウラ・ジーゲムントとのラウンド16で敗北（6-4, 7-6）。

敗戦後、27歳の選手は自身のSNSで声明を発表。中国の都市でのプレー環境を批判し、SNS上での悪意あるコメントにも応えた。

「前回の試合後の否定的なコメントの氾濫に対してお伝えしたい。時として残念ですが、私は機械ではありません。大会主催者が試合日程を組む際、私たちをそのように扱っているように感じることもありますが。

連続3日間にわたり13時から16時までの過酷な条件下でプレーすることは、残念ながら常に最優先すべき私の健康に影響を及ぼします。36度の気温、高い大気汚染、熱せられたコンクリート、高い湿度の中でプレーすることは、毎日起きないのであれば許容範囲です。

残念ながら、これらの負荷の蓄積は結果をもたらします。ツアーで何年も過ごしてきましたが、昨日（木曜日）ほど辛く感じたことはありません。エネルギー不足と絶え間なく戦わなければならないネガティブな感情が、私の体が別の力を発揮するのを妨げました。

コート内でボールを打つことさえ大きな挑戦でした。これはもはやテニスの試合ではなく、単なる生存をかけた闘いです。すべてのファンの皆さん、ご支援ありがとうございます。あなた方の存在は非常に重要です」とフレッシュはX（旧Twitter）アカウントに記した。