ベン・シェルトン、父の跡を継いで30年
Le 07/07/2024 à 14h10
par Guillem Casulleras Punsa
ベン・シェルトンは今週日曜日の午後、ウィンブルドンのラウンド16の初戦でヤニク・シナーと対戦する。これは、この若いアメリカ人の進歩における新たな節目であり、また特別な趣のある試合でもある。
それは、30年前の1994年大会でこのステージに進出した、彼の生涯のコーチでもある父親の足跡をたどるということだ。
予選を勝ち上がった28歳のブライアン・シェルトンは、当時世界ランク120位で、1回戦で当時世界ランク2位で1991年大会の覇者だったドイツのミヒャエル・シュティヒを6-3, 6-3, 6-4で下し、初戦突破の偉業を達成した。
その後、2回戦を5セットで勝ち上がり、ベスト16に進出したが、最終的にスウェーデンのクリスチャン・ベルグストロムに敗れた(3-6, 6-3, 3-6, 6-3, 10-8)。
ベン・シェルトンもまた、この日曜日に何か特別なことを成し遂げなければならないだろう。父親以上の成績を残したいのであれば、1番コートで世界No.1を破らなければならない。
ベン・シェルトン:「彼(父親)が当時、世界50位とか(実際には120位)だったときに、世界2位を破ってベスト16に進出したことの方が、ずっとすごいことだと思うよ。
この瞬間を一緒に分かち合えるなんて、本当にクールだよ。人生のこの時期にこんな状況になるとは思ってもみなかったけど、これまでのすべてのことに本当に感謝している。
コート上ではとてもうまくいっている。新しいコーチング・ルールでは、試合中に彼が与えてくれる情報によって、僕が正しい精神状態でいられるように助けてくれると思う。試合中のやりとりを楽しんでいるよ」。