マスターズ1000シンシナティ：シナーの圧勝、アトマネがフォンセカを下す、チチパスはボンジに敗れる

シンシナティ・マスターズ1000男子シングルス3回戦の結果：

第4シードのフリッツは、ソネゴ（イタリア）を7-6、7-5で2時間弱で下し、今年のハードコートATP1000トーナメント4大会全てでベスト16入りを果たした最初の選手となった。

同じP&Gセンターコートでは、現王者で世界ランク1位のシナーがディアロ（カナダ）を6-2、7-6で破り前進。これで9連勝、ハードコートでは23連勝を達成した。

グランドスタンドコートでは、マナリノが第13シードのトミー・ポールを2時間39分の死闘の末（5-7、6-3、6-4）で下す殊勲を挙げた。フランス人選手は2024年ベルシー大会での勝利に続き、直接対戦成績を2勝1敗とリードした。

予選を勝ち上がった37歳の世界ランク89位の選手は、ここ5試合で1セットしか失っておらず、ウィンブルドン最新王者シナーとの対戦が待つ。また、シンシナティでベスト16入りを果たした6番目の年長選手にもなった。

フランス勢の活躍は続き、コート3ではボンジがチチパスを6-7、6-3、6-4で破り、2021年全仏オープン準優勝者の不調に追い打ちをかけた。29歳のニーム出身選手はキャリア初のマスターズ1000ベスト16入りを決め、次戦でオージェ＝アリアシムと対戦する。

23歳の同胞テレンス・アトマネも世界の若手有望株フォンセカを破り、マスターズ1000初のベスト16入りを果たした。準々決勝進出をかけてテイラー・フリッツと対戦する。オハイオでは3人のノーシードフランス人選手がベスト16に進出した。