ルブレフ、ポピリンとの3時間24分の激闘を制しシンシナティ勝利
Le 12/08/2025 à 20h01
par Adrien Guyot

アンドレイ・ルブレフがシンシナティ・マスターズ1000のベスト16進出を決めた。先週トロント大会で準々決勝進出を果たしたロシア人選手は好調の波に乗り、アレクセイ・ポピリンとの激戦を制した。
2024年カナダ・オープン決勝(オーストラリア人選手が優勝)の再戦となったこの試合で、ルブレフはリベンジを果たした。第3セット開始時に雨による中断があったものの、世界ランク11位の選手はより強靭なメンタルを見せつけた。
しかしポピリンがまず先行した。1時間を超える第1セットの末、オーストラリア人選手はセットポイントを確実に決めてタイブレークを制した。だがルブレフは諦めず、2度目のタイブレークの末、マスターズ1000二度の優勝者は巻き返した。
27歳のベテラン選手は試合終盤に主導権を握り、3時間半近い死闘の末、ルブレフが勝利を収めた(6-7, 7-6, 7-5/3時間24分)。
第9シードはベスト16進出を決め、フランシスコ・コメサーニャと対戦する。暑さで体調を崩しコート上で嘔吐するアクシデントに見舞われたアルゼンチン人選手だったが、最終的には持ち直してライリー・オペルカを逆転勝利(6-7, 6-4, 7-5/2時間58分)した。
参考までに、コメサーニャは昨年ウィンブルドン1回戦でルブレフを破り、自身のメインツアー初勝利を挙げている。両選手はそれ以来対戦していない。