ルード、ローラン・ギャロスで2ステージ制のベスト16に進出
キャスパー・ルードはパリのホームにいる。2022年と2023年に不運にもファイナリストとなった彼は、今年も真剣勝負を挑むだろう。2回戦でダビドビッチ・フォキナにひどく打ちのめされたノルウェー人だが、土曜日には安定感を増していた。クレーコートでは常に危険な存在であるトーマス・マルティン・エチェベリ(昨年の準々決勝進出者)と対戦したルードは、もう少しプレーのレベルを上げて勝利した(6-4, 1-6, 6-2, 6-2で2時間47分)。
体格的に非常に強く、前日に5セットを取ったにもかかわらず、世界7位のルードはゲームをタイトに保つことに成功した。第2セットで大失敗を喫したものの、全体的には相手よりはるかに良いプレーを見せ(ウィナー41本、ブレーク9本)、フリッツとともにベスト16進出を決めた。
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クレーコートでのプレーが苦手なアメリカ人を相手に、2度の決勝進出を誇るフリッツには、ノバク・ジョコビッチが待ち受ける準々決勝進出の可能性が残されている。
全仏オープン
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