レヘツカがマナリノを破り、全米オープンで初の準々決勝進出を決める

全米オープン男子シングルスで最初の準々決勝進出者が決定した。日曜日に行われたアドリアン・マナリノとの対戦（7-6、6-4、2-6、6-2）を制したイジー・レヘツカである。

試合開始時はマナリノのプレーに押され気味だったレヘツカだが、ブレークでリードを許すもすぐに巻き返し、3つのセットポイントを獲得するも逃す。しかしタイブレークでは、チェコ代表のレヘツカが相手のミスを巧みに利用し、6点連取（1-4から7-4）してファーストセットを奪取した。

攻撃的でネットプレーも冴えわたった（獲得ポイント35/47）世界ランク21位のレヘツカはその勢いを維持。

2セットをリードされたマナリノはサードセットを楽に奪い返し反撃を試みたが、大腿部の不快感によりコート上で動きが制限され、体力面で劣勢が目立ち始めた。

レヘツカの55本のウィナーショットはフランスのベテラン選手に対し効果を発揮し、ルイ・アームストロング・スタジアムでの3時間13分に及ぶ戦いの末、マナリノは敗北を認めた。

2023年全豪オープン以来となるグランドスラムの準々決勝進出を果たしたレヘツカは、今年初めにドーハで勝利したカルロス・アルカラス、またはアーサー・リンダーノッホとの対戦が予定されている。

この勝利により、レヘツカはライブランキングで15位となり、トップ20入りも果たした。