「努力は必ず報われる」バウティスタ・アグート、クイーンズ準決勝進出を喜ぶ

ロベルト・バウティスタ・アグート（37歳）がATP500クイーンズ・クラブ選手権の準決勝進出を決めた。ヌーノ・ボルヘス、ヤクブ・メンシクを破った元世界ランク9位のスペイン人は、ホルガー・ルーネを7-6、6-7、6-2で下し勢いを確認した。

決勝進出をかけて、彼は同胞のカルロス・アルカラスと対戦。昨年アントワープ大会（ジリ・レヘツカを破り優勝）以来となるメイン・ツアーでの決勝進出を目指す。

「1年前は不運にも腓骨を負傷し、世界ランク120位まで落ちました。今年初めからのパフォーマンスには満足しています」

「より良い結果を得るために多くの努力をしましたが、すぐには結果が出ませんでした。幸い、努力は必ず報われるもので、今週それを実感しました」

「カルロス（アルカラス）に勝つには、積極的にプレーし、リターンからプレッシャーをかけ続ける必要があります。彼は非凡な選手ですが、まずは明日の試合を楽しみたい。そして彼に問題を提示し、苦戦させたいと思います」

「私の夢はプロテニス選手になることでした。カルロスのように20歳で頂点に立つ幸運には恵まれませんでしたが、これまでに獲得した全てのタイトルのために、このスポーツに膨大な時間を捧げてきたことを知っています」とバウティスタ・アグートはスペイン紙ASに語った。