「大きなタイトルを勝ち取るのもそう遠くない」パリ五輪銀メダルを振り返るベキッチ
le 28/06/2025 à 07h29
ドナ・ベキッチは昨年のオリンピックでキャリア最高のパフォーマンスを発揮した。6月28日に29歳を迎える現世界ランク22位の彼女は、ウィンブルドンで準決勝進出を果たした後、パリ大会ではルチア・ブロンゼッティ、ビアンカ・アンドレースク、ココ・ガウフ、マルタ・コスチューク、アンナ・カロリナ・シュミエドロバを破り銀メダルを獲得した。
決勝では鄭欽文に2セットで敗れたものの、母国クロアチアにメダルをもたらした。銀メダル獲得から約1年が経った今、ベキッチは記憶に刻まれたあの瞬間を振り返った。
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「ウィンブルドンの後、クロアチアにいたらみんながオリンピックの話をしてくれた。それが現地で良い結果を出したいという気持ちにさせてくれた。本当に大きなモチベーションになった。メダルを獲った後は、テニスを始めて以来の大きな夢の一つを叶えたからか、肩の荷がすっと降りた感じがした」
「『もうリラックスできている。これからタイトルを獲れなくても大丈夫』と思ったわ。でも同時に、大きなタイトルもそう遠くないところにあると気付かせてくれたの。それがさらに全力を尽くす原動力になった」
「正直、まだ長くツアーを続ける気はないけど、体内にエネルギーは残っている。健康でいられることが何より大切だと思っている」とテニスチャンネルに語った。