「時々、イェレナは感情のコントロールを失うことがある」――サバレンカ、オスタペンコとタウンゼンドのトラブルを振り返る

アリーナ・サバレンカは全米オープン連覇に向け順調に勝ち進んでいる。昨年フラッシングメドウズで優勝した世界ランク1位の選手は、最初の2試合を完璧に乗り切った。
レベカ・マサロバ戦(7-5、6-1)に勝利した後、ベラルーシ代表のサバレンカはポリーナ・クデルメトワ戦でも接戦の初セットをものにすると(7-6、6-2)、4回戦進出を決めた。次戦ではレイラ・フェルナンデスと対戦する。
しかし、記者会見でサバレンカは、この日コート11で起きたイェレナ・オスタペンコとテイラー・タウンゼンドの試合中におけるトラブルについて質問を受けた。
ラトビア代表のオスタペンコは、アメリカ代表のタウンゼンドがテニスの不文律を尊重していないと主張し、「教養がない」と批判。マッチポイント後のネット際で両者による激しい口論に発展した。
「試合後にイェレナ(オスタペンコ)と話しました。何が起きたのか知りませんでしたが、彼女は基本的には良い子なんです。ただ時々感情のコントロールを失うことがあって、今は人生でいくつかの困難にも直面している最城です。
私は彼女がもっと成熟した方法で対処できるよう助けようとしたわけではありません。ただ少し落ち着いてもらおうとしただけです。誰かに話を聞いてもらうことで気が紛れる必要があったんだと思います。
時々、彼女は感情のコントロールを失うことがあります。いつか感情をもっと上手くコントロールできるようになればと思います。コート外で対処しなければならないことがあると、プレーに影響が出て、コート上で不安定になりやすくなります。
自制心を失い、その瞬間何が起きているのか自分でもわからなくなるんです。彼女自身も自分の振る舞いに満足していないと確信しています」と、サバレンカはThe Tennis Letterを通じてこう語った。