「朝目覚めると、もう痛みがない」とハレップが語る
Le 11/07/2025 à 09h46
par Adrien Guyot

シモナ・ハレップは引退生活を楽しんでいる。元世界ランキング1位のルーマニア選手は昨年2月に現役引退を発表した。膝と肩の繰り返す怪我で身体的に苦しんでいたグランドスラム2度優勝者は、今週土曜日にアマンダ・アニシモワ対イガ・シフィオンテックの女子シングルス決勝が行われるウィンブルドン(2019年優勝)にも観戦予定だ。
3年ぶりにロンドンに戻る前に、最後の出場以来初めて選手としてではなく訪れるハレップは、特にここ数ヶ月悩まされていた膝を含め、身体的には良くなっているが、引退を後悔していないと語った。
「テニスは恋しいけど、言った通り、ない方がいい。選手として引退してからそれほど時間が経った感じはしないけど、身体的には脚の動きとか…全てが難しくなり、トップレベルのスポーツをするには期待される水準ではなくなっていた」
「疲れていたし、コート上で感情的になりすぎていたと思う。100%引退する準備ができていたわけじゃないけど、ブロンゼッティ戦(2月のクルジュ大会)の時に感じたのは、続けることを考えるのが辛すぎたから」
「つまり、引退することが目標だったわけじゃないし、他の何かでもなかった。ただ解放された感じ。朝目覚めると痛みがないのは、私にとってとても新しい感覚」
「ジムに行って30~40分走った後、膝が痛む。かなり深刻な問題だけど、走るのを妨げるほどではない」
「もしまた走り始めようと決めたら、できないかもしれないけど、日常生活には影響ない。おそらく私を引退に追いやった大きな要因の一つだと思う」
「感情的には、この2~3年は本当に大変で、そういう全ての瞬間が引退を決断させた」と33歳の元選手はGolazoに語った。