深夜の熱戦の末、ブブリクがポールを破り全米オープン8強でシナーと対戦へ
Le 31/08/2025 à 08h25
par Adrien Guyot

アーサー・アッシュ・スタジアムでは、アレクサンダー・ブブリク対トミー・ポールの注目カードが深夜まで熱戦を展開。試合は予想通りの白熱した展開となり、深夜に及ぶサスペンスフルな戦いとなった。
ここ数ヶ月好調を維持するカザフスタン代表のブブリクは、今年3大会(ハレ、グシュタード、キッツビュール)で優勝し、全仏オープンでは自身初のグランドスラムベスト8進出を果たしており、ATPランク14位のポールにとっては危険な相手となった。
数多くの波乱があった末、世界24位で自己最高ランク(17位)に迫るブブリクが、第5セットを終始支配し勝利を収めた(7-6, 6-7, 6-3, 6-7, 6-1、試合時間3時間38分)。
大会開始から一度もサービスブレイクを許していないブブリクは、ヤニック・シナーとのベスト8進出をかけた対決が決定。カザフスタン代表はここ数週間の芝シーズンにおける前回の対戦(ハレ大会)でも非常に高いレベルでの試合を展開していた。
「間違いなく非常に難しい試合になる。5セットマッチではまだ彼に勝ったことがない。チャンスを掴めるように頑張る。今は休息が必要だが、次は夜11時からの試合は避けたいね」とブブリクは勝利後のコート上で語った。
一方、アメリカ男子テニスは本大会で振るわない。フランセス・ティアフォーとベン・シェルトンの早期敗退に続き、トミー・ポールも2週目進出を逃した。
16強戦が日曜日に始まる中、アメリカ代表として男子シングルスに残っているのはテイラー・フリッツのみ。昨年準優勝のフリッツは近日中にトマーシュ・マハーチと対戦する。