「私の夢はトーナメントで優勝すること、準決勝進出ではありません」——ボワソン、全仏オープン準決勝進出後に野心を表明

ロワ・ボワソンはミラ・アンドレエワを破り全仏オープン準決勝進出を決め、フランス女子テニス界に新たな夢をもたらし続けている。

キャリア初のグランドスラム出場となる22歳の選手は、明日ココ・ガウフと対戦し決勝進出をかける。試合を重ねるごとに、彼女は増大するメディアのプレッシャーにもかかわらず自身の野心を再確認している：

「ここでは気分が良いです。この舞台に立てることがとても嬉しいし、できるだけ長く続くことを願っています。ここまで来られたことは素晴らしいことです。当然の結果ではないけれど、一生懸命練習してきたことがこういう試合に勝つ力になっています。

周りで何が起こっているかは気にしていません。多少は感じます。街を歩くと写真を求められるようになりましたが、以前はそんなことはありませんでした。でも全て順調で、大きく変えるつもりはありません。自分が知っていることを続けるだけです。集中して、朝起きて、試合をして、夜は回復に努めます。

しっかり眠るよう心がけていますが、日課は変わりません。[...]テニスをする子供なら誰もがグランドスラム出場を夢見ると思います。フランス人として、全仏オープンで優勝するのはさらに大きな夢です。私はこの夢を追い続けます。私の夢はトーナメント優勝であって、準決勝進出ではないのです」