「足が折れていてもおそらくコートに立っていただろう」——クイーンズ敗退後、ドレイパーが心境を語る
Le 22/06/2025 à 07h10
par Adrien Guyot

ジャック・ドレイパーはクイーンズ・クラブ選手権で初の決勝進出を逃した。大会後の月曜日に再び世界ランク4位となる英国人選手は、好機を逃さずマネータイムで勝利を収めたジリ・レヘツカ(6-4, 4-6, 7-5)に敗れた。
シーズン初めにインディアンウェルズ・マスターズ1000で優勝したドレイパーは、第2セットを奪い返して対戦相手に追いついたものの、第3セットで勢いを維持できなかった。
試合後の記者会見で、23歳の選手は今週初めから扁桃炎を患っており、身体的に100%の状態ではなかったことを明かした。
「今日ほど身体的につらかった日はないと思う。途中棄権を考えたか? まったくない。これはクイーンズの準決勝だ。足が折れていてもおそらくコートに立っていただろう」
「どんなことがあっても棄退するつもりはなかった。持てる限りの力を出してコートに立ち、それを誇りに思っている。とはいえ、言い訳にはしたくない。重要な局面で、特にサーブで勝る相手に敗れた」
「時には彼の方が勇敢だったと感じる部分もある。努力は誇れるが、同時に敗戦への悔しさは残る」
「特に芝のコートで、サーブとボレーが得意な選手と対戦する場合、このような体調では数ポイント失うだけでたちまち苦境に立たされる」
「状況を考慮すれば、戦い方自体は誇れるが、簡単なことではない。プロのトップレベルでプレーする立場にある」
「アスリートとして、ある意味選択肢はなく、やるべきことをやらねばならない。人々はあなたの事情には興味がない。だからコートに立ってベストを尽くすしかない。最後までチャンスを掴もうとした自分には満足している」とドレイパーはTennis Up To Dateに語った。