「食事を始めた瞬間、コートに戻れと言われた」——シンシナティでの中断中のフリッツのエピソード
Le 12/08/2025 à 13h11
par Arthur Millot

シンシナティ大会3回戦で、フリッツとソネゴの試合は停電により中断。その停止は90分間続いた。Tennis Up To Dateの取材に対し、アメリカ人選手は大会スタッフからコート復帰の準備を促された瞬間に驚いたと語った。
「ロッカールームでリラックスして、体を冷やし水分補給を心がけました。第1セットは非常に暑く、かなり長い試合でした。面倒だったのは『少なくともあと15分は再開しない』というメッセージを何度も受け取ったことです。『まあ、時間がかかりそうだから食事を取ろう』と思った途端、『15分後にコートに戻ってください』と言われたんです」
フリッツはさらに、プロテニス選手としてスケジュールに適応することの難しさについても説明を続けた。
「体内時計を調整する必要があります。科学的には、起床後8時間がピークのコンディションだと言われています。ここに到着した時点で調整するのは難しい。今日も3番目の試合順だったので、14時にはプレー準備が整っている必要がありました。これまでのスケジュールでは十分な睡眠時間を確保するのが容易ではなく、常に適応し続けるのは大変です」
7-6、7-5で勝利したフリッツは、準決勝進出をかけてフランスのアトマネと対戦する。