「オーブンの中にいるようだ」オジェ=アリアシム、シンシナティの暑さを語る
Le 12/08/2025 à 14h00
par Adrien Guyot

フェリックス・オジェ=アリアシムは、シンシナティ・マスターズ1000のベスト16進出を過去5シーズンで4度目となる。カナダ人選手は、オハイオ州の猛暑で体調を大きく崩したフランスのアルチュール・リンデルクネッシュ(7-6、4-2 途中棄権)の棄権により勝利を収めた。
第2セット2-2で体調不良に見舞われたリンデルクネッシュは、一時試合を再開したものの、数分後に棄権を決断。世界ランク28位の選手は試合後の記者会見でプレー環境について言及した。
「私から見ると、非常に突然の出来事だった。試合後に話したが、彼は今日は最初から調子が優れず、それが試合を通じて続いていたと言っていた。
彼は戦い続けようと努力していた。私にとっては、この第1セットを取ることが極めて重要だった。そんな状況でも彼は高いレベルでプレーし、サーブも非常に良かった。2-2になった時、彼は崩れ落ち、しばらく地面に倒れていた。
最初は選手として、勝とうと競い合うことから、これが深刻な事態なのかどうか考える段階に移る。近寄るべきか、緊急にできることはないか、誰かを呼んで迅速に助けを求めるべきかと自問する。
結局、彼は大丈夫だったが、心配な状況だった。オーブンの中にいるようで、観客も同じように感じていると思う。私たちは動き回り勝利に集中しているが、観客は長時間座ったままだし、チームスタッフも同様だ。
水分をたくさん摂り、帽子をかぶり、できるだけ涼むことを忘れないでください」とオジェ=アリアシムはテニスワールド・イタリアの取材後に語った。ベンジャミン・ボンジとの準々決勝進出をかけた試合を控えている。