ATPマスターズ1000トロント大会:ズベレフが前回王者を撃破、カチャノフはミケルセンにリベンジ
Le 05/08/2025 à 06h24
par Arthur Millot

8月4日から5日にかけての夜、トロントマスターズ1000の準々決勝が行われた。センターコートではズベレフがポピリンと、カチャノフがミケルセンと対戦した。
1セットを先取され、約3時間に及ぶ激闘の末、ズベレフは前回王者ポピリンを6-7, 6-4, 6-3で下した。サービスで効果的だった(12エース)ドイツ人選手は、ファーストサーブ後の展開でも優れていた(82%の得点率)。試合全体ではブレークポイントの半分を成功させている(3/6)。
この勝利により、ズベレフはマスターズ1000で21度目の準決勝進出を果たした。カナダ大会では2017年以来2度目となる。また、昨年パリ・マスターズ優勝以来のマスターズ1000ベスト4進出でもある。一方、ポピリンは前回大会で獲得したタイトルを防衛できなかった。世界3位との5度目の対戦で5度目の敗北を喫し、オーストラリア人選手はトップ30から陥落する。
もう1つの準々決勝では、カチャノフがミケルセンを6-4, 7-6で下した(試合時間2時間未満)。ロシア人選手はファーストサーブ後の得点率85%を記録し、相手のミス(40の直接ミス)とブレークポイントの無効(0/6)も味方につけた。
第11シードのカチャノフは、今年の全豪オープン3回戦での敗北を晴らすことに成功。これでマスターズ1000における6度目の準決勝進出を決めた。
ズベレフとカチャノフは準決勝で対戦する。両者の対戦成績はズベレフが5勝2敗と優勢。最後の対戦は昨年シンシナティ大会2回戦で、ズベレフが6-3, 6-2で勝利していた。