アルカラス対シナーの対決は早くもATPツアー史に輝く名勝負けの仲間入り
le 08/06/2025 à 14h41
6月8日(日)、全仏オープン男子シングルス決勝が開催される。世界ランキング1位と2位を争うヤニック・シナーとカルロス・アルカラズがパリのクレーコートで王座を懸けて激突する。
新世代を代表する両選手は既にテニス界の主導権を握り、週を追うごとに今後数年間にわたって彼らが中心的存在となることを証明している。
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これは二人にとって12度目の対戦(現時点でスペイン人のアルカラズが7勝4敗でリード)であり、グランドスラム決勝での初顔合わせとなる。
テニス史に刻まれるであろうライバル関係の始まりに過ぎないにも関わらず、シナーとアルカラズはすでに「ATP250・ATP500・マスターズ1000・グランドスラムの全ての決勝で少なくとも1回対戦した伝説のカード」という極めて狭き門に足を踏み入れている。
これまでにこの偉業を達成したのはわずか5組のみ:アガシ-サンプラス、ジョコビッチ-ナダル、フェデラー-マレー、ジョコビッチ-ワウリンカ、そしてジョコビッチ-ツォンガ。シナーとアルカラズは2022年ウマグ(ATP250)、2024年北京(ATP500)、2025年ローマ(マスターズ1000)、そしてその数週間後の全仏オープンで決勝対決を実現させている。