インソリット - ナダル不在のモンテカルロはナガルが引き継ぐ
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ラファエル・ナダルは、今シーズン最初のクレーコートのメジャー大会でのカムバックを期待されていたが、モンテカルロでは土壇場で辞退を余儀なくされた。シーズン当初からの悪い癖だ。今回は、正常なサーブを妨げている違和感に原因がある。
モナコで11のタイトル(2005年~2012年、2016年~2018年)を獲得しているスペイン人だが、この大会の歴史を書き続けるために今年はここにおらず、彼の名前に近いスミト・ナガルが代役を務める。このインド人は月曜日、26歳にしてマスターズ1000のクレーコート・トーナメントで優勝した初の自国代表となり、彼なりの歴史を作った。
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ナガルは、イタリアのマッテオ・アルナルディを逆転し、2時間36分3セット(5-7, 6-2, 6-4)でコート・デ・プランスの黄土色のコートで勝利した。世界93位のナガルは、2回戦で、前回決勝に進出したホルガー・ルーンに挑む。
1ヵ月前のインディアン・ウェルズでは、ナダルに代わってミロシュ・ラオニッチと1回戦で対戦したのが、このナガルだった。ラオニッチは直前で棄権していた。全仏オープンで14のタイトルを持つナダルが代役を必要とする場合、このナガルがその代役になるのは自然なことだろう。
モンテカルロ
インディアンウェルズ
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