ウィンブルドンで波乱続出:ルーンとセルンドロが初戦敗退
Le 30/06/2025 à 16h10
par Adrien Guyot

ウィンブルドン初日、男子シングルスでは早くも予想外の結果が相次ぎました。ダニイル・メドベージェフはベンジャミン・ボンジに4セット(7-6、3-6、7-6、6-2)で敗れ、ステファノス・チチパスもフランスのヴァランタン・ロワイエに屈しました。さらにこの日初戦で敗退したのがホルガー・ルーンです。
ロンドン大会の8番シードであるデンマークのルーンは、ニコラス・ジャリーに敗れました。2セット先行していただけに、ルーンにとっては特に悔いの残る試合となったでしょう。
しかし、最後の3セットでサーブが復調したチリのジャリー(合計31エース)は流れを変え、3時間34分の激闘の末5セット(4-6、4-6、7-5、6-3、6-4)で勝利を収めました。ATPランク143位で予選を勝ち上がったジャリーは、次戦でリアーナー・ティエンと16強入りを懸けて対戦します。
ルーンだけが初戦敗退したシード選手ではありません。フランシスコ・セルンドロも同様の憂き目に遭いました。全仏オープンでも初戦敗退した世界19位のアルゼンチン選手は、ヌーノ・ボルヘスに(4-6、6-3、7-6、6-0で2時間27分)敗れ、メインツアーでの最近6試合中5敗と苦戦が続いています。
2年前の同大会では、セルンドロがこのポルトガル選手を制していました。ボルヘスは2回戦でビリー・ハリスかドゥシャン・ラヨビッチと対戦します。