ウィンブルドン：フリッツとムペシ・ペリカールの試合は2セットずつで中断、ズベレフとリンダーネッヒも明日に続く

2025年ウィンブルドンの狂乱の初日は、全日程を消化できなかった。ロンドンのグランドスラムで導入された消灯規則により、メインコート2面の試合は現地時間23時で打ち切られるため、男子シングルスの2試合が火曜日に延期されることになった。

当初コート2で予定されていたテイラー・フリッツ対ジョバンニ・ムペシ・ペリカールの対戦はコート1に変更。フランス人選手が最初の2セットをタイブレークで制したが、窮地に立たされたフリッツが見事に反撃し、2セットずつの同点（7-6、7-6、4-6、6-7）に追いついた。

消灯時刻まであと40分残っていたにもかかわらず、大会運営は試合中断を決定。フリッツは激怒した：「最も長かったセットより時間はあるのに。決定が既になされているなら、なぜ私たちの意見を聞くのか？」

センターコートではアレクサンダー・ズベレフ対アーサー・リンダーネッヒ戦が夜遅くに開始。カルロス・アルカラス対ファビオ・フォニーニの4時間超に及ぶ試合が影響してスケジュールが遅れていた。

2週前のクイーンズ・クラブでベスト8入りしたリンダーネッヒ（ルーカス・プイユがこのウィンブルドンで帯同）は高品質のテニスを披露し、初セットをタイブレークで奪取。第2セットでも新たなタイブレークで2つのセットポイントを握ったが、ズベレフが粘り強く消灯間際に1セットを返した。

両試合はセンターコートとコート1で2番目の試合として続行される。