エマ・ラドゥカヌ、武漢で途中棄権

エマ・ラドゥカヌはWTA1000武漢大会で異なる結末を望んでいたことだろう。しかし、22歳の英国人選手はコート上で悪夢のような体験をした。

今シーズン2度目の対戦となったアメリカのアン・リーとの試合で、ラドゥカヌは第2セット途中、1-6, 1-4でリードされている状況で棄権した。試合開始早々から、何かがおかしいようだった。普段より動きが鈍く、2021年全米オープン優勝者は大きく苦しんでいた。

第2セット1-4で、彼女は医療スタッフを呼び、急いで血圧を測定された。数分後、彼女は棄権を決断した。

一方、リーは今年ランキングを順調に上げてきている（46位）。この2回戦進出により、世界ランク11位のロシア選手エカテリーナ・アレクサンドロワと再び厳しい戦いをすることになる。